第2章 始まり
『はい、私の勝ち』
タクミ「…え?」
会場にいた全員がポカンとする
『じゃあ学食奢ってね!』
その場でジャンプして3mあるゴールにスリーポイントシュートを決めた
タクミ「もう1本やろうよ。次は本気で行くから」
『えぇ…良いけどさぁ…』
そう言ってボールを歩いて取りに行く
ダムダムダムという音が体育館に響く
タクミ「今度はこっちから行くよ」
素早く動いた巳城をその小柄さを生かしスルリと逃げる
タクミ「へぇー?やるねー?」
巳城がブロックしようとすると、その身体がどうなってるのか分からないほど高いジャンプをしてダンクシュートを決めた