第2章 始まり
『絶対勝つから見ててよ?』
司「本当にタクミ君と勝負するんですか?」
千尋「スカートのままでやるのか?」
犬塚先生のアウトなセリフにも、うん!と元気良く頷く
司「ちゃんと体操服にしなさい」
『えぇ…』
司「良いですね?」
『はーい…』
そう言いながら犬塚先生と酉水先生を連れて生徒会室を出ていく
『恭介も来れるなら来なよ〜。悠斗も〜。じゃ失礼しましたー』
あの細く小さい体で巳城との1on1に俺と恭介は仕事所では無く見に行くことにした
──体育館には大勢のギャラリーがいた
ちんまりとしていると190はある巳城では天と地の差だ