第2章 始まり
堂々とした立ち振る舞いをしていたにも関わらず、だ
卯都木家と言うと皆が皆こぞって見に来るがだけは来なかった
たまたま再び出会う事になったのは生徒会の仕事を恭介に手伝って貰っていた時だ
コンコンとノックする音に「どうぞ」と返事すると現れたのはだった
『恭介居ますか?』
恭介「あ?あぁか」
『あ?じゃねぇよ。今日日直の当番だろうが!』
投げられた日誌がバンッと恭介の顔面に当たる
恭介「ブッ!いってぇ!」
『当たり前。ほぼ1人でやったから残りは恭介がやっとけよ』
恭介「仕方ないだろ…悠斗の手伝いしてたんだから」
恭介はそう言うとの頭に付いた葉っぱを取る