第6章 初期刀と新たなる刀剣男士
『物吉貞宗、日向政宗共に私の本丸では自由に楽しく過ごせるよう、最善を尽くします!
どうぞ安心して審神者の業務を休まれてください』
審「ありがとう…!」
審「政府さん…」
政「はい」
審「加州清光の後のこともよろしくお願いします」
政「はい、任せてください」
『では、二振りを連れていきます!
今まで二振りを大事にしてくださり、ありがとうございました!
この本丸に入った瞬間から貴方様がとても良い審神者様であったことは分かっていましたが、こうして最後にお話出来たことも嬉しく思います!
二振りとも、大切にさせていただきます!』
政「あ、シエルちゃん!」
『はい?』
政「こっちでの手続きが終わったらすぐそっちへ行くからそのつもりで!」
『了解です!』
私はこの本丸の審神者とこの本丸にお辞儀をし、
二振りに声をかけてゲートへ向かう。
『さぁ、物吉貞宗、日向政宗!新しい本丸へ向かうよ!』
物吉「ちょっと緊張しますね…」
日向「そうだね、どんなところなんだろう」
『二振りが気に入ってくれる本丸だといいんだけど…
さっ!このゲートを潜ったら本丸だよ!』
鶴さんがさっきからすごく静かだ。
静か過ぎて心配になる。
三振りと私はゲートを潜り、里親本丸へ帰って来た。