第5章 動き出した本丸と初期刀の初日
すると、ポンっと言う音と共にこんのすけが現れた。
こん「審神者様!お疲れ様です!」
『あれ?あなたはこんのすけ?だよね?』
こん「はい!そうです!」
『この本丸にもこんのすけっているんだ…』
こん「基本的には担当の政府の者が来ますが、
私もこちらの本丸に配属される事になりまして
時々こうして審神者様の様子を伺いに来る事になりました!」
『そうなんだ〜!よろしくね!えっと、こんちゃん?』
こん「はい!審神者様!よろしくお願いいたします!
このこんのすけ、審神者様のお手伝いもするように言われておりますので、何かありましたらいつでもお呼びくださいね!」
『ありがとう!!助かるよ〜!
あ、じゃぁ、政府さんが来られない時とかはこんちゃん呼んでもいいの?』
こん「はい!もちろんです!
私は政府が初代里親本丸での一見から、政府の人間だけでは
審神者様の方に手が行き届かないことが多々あることの報告から、
里親本丸専門のこんのすけとして教育を受けて来ましたので
ある意味、他本丸のこんのすけとは少々違います!」
『そういえば、他本丸で見かけるこんちゃん達の見た目とも少し違うね?
本来の黄色い部分が黒いし?』
こん「はい!里親本丸専門のこんのすけと他本丸のこんのすけ、そしてくろのすけと、見分けが付きやすいようにこの様な配色の毛色になりました!
……変でしょうか?」
『全っ然!!むしろモノトーンでオシャレ!!
加州清光とか、乱藤四郎とかが見たら喜ぶかも笑』
こん「そうですか!!それはよかったです!!
こんのすけ、少々心配しておりましたので審神者様のお墨付きをいただけて嬉しいです!!」
『ふふっ笑
じゃぁ、こんちゃん!改めてよろしくね?』
こん「はい!!」