第5章 2024年9月8日
しばらく休憩をした後は、
一緒にシャワーをしに行って
シャワー浴びながら…えっちしちゃって。
結局…寝る頃には日付が変わってて
9月8日になってたんだけど。
イチャイチャしながら…
旦那さんにおやすみなさいの
キスをして貰って。
ぎゅっとして貰いながら眠りに就く。
こんな当たり前の…毎日が、
こんな風に当たり前にある事って。
凄い…贅沢で…、凄い幸せだなって
そんな風に彼を…感じながら
満たされた気持ちで
…巴は眠りに就いた。
明日はロケーションフォトだって
思って意識しちゃったら、
どきどきしてしまって
きっと…中々寝付けなかっただろうけど。
旦那さんとの…えっちのお陰で…
…心地の良い倦怠感と疲労感があって。
すとん…と…私の意識は
そこで…落ちる様に途絶えた。
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2024年9月8日
私がベッド上で飛び起きると、
旦那さんは部屋のカーテンを
少し開けて外の天気を
確認している最中だったみたいで。
私が目を醒ました事に気が付いて、
隙間だけ開いていた
寝室のカーテンをジャッと開いた。
『…目が醒めましたか?
おはようございます、
ほら、巴。
外、見てみて下さいよ。
今日はお天気にも祝福して貰って
絶好のロケーションフォト日和ですね?』
彼が外を見る様に
こっちに促して来るから
眩しいと言うか、
目に刺さる様な感覚を
巴は感じつつも
室内の明かるさには
段々と目が慣れて来たから。
窓の前の立っている
旦那さんの隣に移動して、
さっきまで彼が見ていた
窓の外に目を向けた。
「本当だね、凄い…いい天気。
多分それは、お祝いとかじゃなくて。
港斗君が晴れ男だからだと…思うよ…。
これは紫外線対策…
ばっちりしないとだねぇ…」
VOYAGE KOBEさんとは
zoomで事前の打ち合わせはしていて。
こっちからの要望は伝えてある。
今日の流れとしては、アトアの1階
神戸ポートミュージアムの
一般のお客さんが立ち入れない場所に
専用の控室があるから。
そこで…まずは…持ち込み衣裳での
撮影を…うちの…妹である
メイクの達人の千冬にメイクして貰って。
アトアの前の階段の所とか、
ハーバーランドでする予定だ。