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12歳年下の旦那様との甘い生活

第8章 淡路島2泊3日の旅 1日目




その他にも淡路島のレストランの
お食事券、それから今井ファームの
ビーフカレーや、道の駅でも人気の
淡路島のオニオンスープ。

あわじの大江のり…に、
あわじびーるの飲み比べセット。

淡路の瓦を使った瓦コースター、
路薫寿堂の葉っぱのお香 HAKO。

『これ、凄いよね?
本物の葉っぱみたいなお香』

1まいずつパッキングされた
葉っぱのお香は
色々な種類があるらしくて。

ケヤキ・カキ・ムクゲの葉の
3種類の形と8種類の香りで
セットになっている分が当たりで
下位賞としてバラの1枚売りの分が
用意されているみたいだった。

『わぁ~凄いです、本物の
葉っぱを使ってるんですか?
そんな形のお香があるんですねぇ~』

『でも…良いんですか?
その……私達もこんな所で
一緒に参加させて貰ってしまって…』

と…申し訳が無さそうにしているのは
美咲さんのご主人の大樹さんだ。

人数が多いからなのか、うちの妹は
一番後ろに居て離れているからか
存在感を全然感じないんだけど…。

『千冬は、何がいいの?
私あのお香のセットがいいわ』

『え~?カレーも良いし、
ステーキも良いし…、
ビールは…今は飲めないけどぉ…』

美咲さんも千冬も…豪華景品を
目の前にして、ワクワクしてるみたいで。

『あの瓦のコースター
お洒落で良いですね…、
コースターとびーるのセットで
お家で淡路島満喫コース…とか?…ん』

嬉しそうに話しかけて来た
港斗君が何かに気が付いたみたいで。

「港斗君どうかしたの?」

『あ、いえ…多分気のせいです…』

と…何が気になったのか
気のせいだと教えてくれなくて
何なんだろうと思いながらも
ビンゴゲームが始まったから
そっちに集中してたら
そんな事もすっかり忘れてしまっていた。


ーー



そして…大盛り上がりの末…
1番にビンゴになったのは、
うちの妹の千冬で。
双子の親戚が経営している
貸し別荘の宿泊チケットを貰っていて。

2番目にビンゴしたのは、
有翔さんが代わりにしていた
來翔さんの分だったみたいで
このステーキ肉は夜に
みんなでBBQで食べようって
來翔さんが言ってくれて寄付した感じで。



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