• テキストサイズ

12歳年下の旦那様との甘い生活

第8章 淡路島2泊3日の旅 1日目



「後…妹と…大和の妹が…まだ…」

『ライト…このマイクロバスってさ』

『ああ、このバス?
…ウチの会社のバス安うで借りてん。
偶に人も運ぶときあんねん、うちの会社』

そう言いながら來翔が
マイクロバスのボディに書かれている
水嶋運送の名前の所をトントンと
自分の指で叩いて見せて来て。

『バスの中に乗ってるのは、
うちの会社の従業員の山本さん
元々市バスの運転手してたんだけどね。
だから大型二種持ってる人だから』

予定がない山本さんを…
このツアーの運転手として
日当払ってアルバイトして貰うからと
そう有翔が説明をして来て。

中の運転席の隣にある
補助席に座っている
山本と言う男性が、
こちらの方を見て頭を下げる。

それに合わせるような感じで
こっちからバスの中の山本に
ペコっと巴は会釈をした。

『俺も大型二種持っとるから、
俺もバス運転できんねんで?
酒飲むまでは俺も運転するつもりやし』

『わぁ~なんか、職員旅行みたいで
ワクワクしちゃいますねぇ~
皆さんおはようございますぅ…』

來翔がそう言って、葵も
この人数での旅行に
ワクワクしている感じの様だ。

小林と葵の2人も合流して
妹とここなちゃんも合流して
今回の旅行の団体様御一行が集合する。

『ほな、これで皆揃いやな?
んじゃ、皆、バス乗って乗って』

バスに乗る様に來翔に促されて
バスに乗り込んで出発となった。

後ろの方がゆったりと座れるから
妹たち一家は後ろに座って。
ちゃんと座席に大和の分と
ここなちゃんのチャイルドシートもあって。

空いている座席の一角に
全員の大きな荷物を纏めて。

座席は左側に1座席と
通路を挟んで右に横並び2座席。

運転席には來翔が座っていて
運転席の横は冷蔵庫になっていて
ビールとかジュース冷えてると言うので。
本当に職員旅行みたいだったんだけど。

大和が運転席が見たいと言うので
一番前の座席に大和の
チャイルドシートを持って来て
そこに大和を座らせて貰った。
大和の隣に有翔さんが座って。
通路を挟んでの1人席に山本が座る。



/ 135ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp