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12歳年下の旦那様との甘い生活

第6章 9月の14日~16日の3連休



ららぽーと寄りたいって
言った時点で嫌な予感はしてたけど。
ニフレル行きましょうよ、
そこのあるからついでですよと…、
私は…今日は色々見たから
ららぽーとだけで良いからって
旦那さんを説得しようとしたんだけど。

どうせだったら、今日は
色々見たからニフレルは
明日もお休みだし、
明日来ても良いからって。

そんな風に言ったんだけど、
朝から行くよりはこの時間の方が
中も混雑してませんよと彼が言うから。

京都に泊るの諦めたんですから
ね?ね?と…言われてしまって。
今日1日でどれだけ回るのかと
言いたくなる感じだったんだけど…。

仕方がないので、ニフレルに
寄るって感覚で寄って行く事になって。
3連休中は…普段の週末よりも1時間
営業時間が長くなっているみたいで。

彼が言う通りに…この時間は…
お夕飯…食べるにはちょっと早いか?って
そんな感じの時間だったから
ニフレルの中も…連休中だけど
そんな凄い大混雑って事もなくて。

カップルとかが多いから、
ゆっくりと…こう自然と
人と人との間隔が空いて
周囲の人に気を遣わなくていい感じに
展示されている水槽を眺める事が出来る。

カラフルな色合いや
鮮やかな模様がある魚。
真っ赤なエビとかハコフグが
円柱をスライスしたみたいな
そんな小さめの水槽に入れられて居て。

曲線的な空間に水槽のある柱が
沢山並んでいる様な空間が続いている。

その先はさっきまでは曲線的な
空間と、水槽の展示だったのに。
真っ白な壁と水槽と言うのは同じだが
広い空間に四角い水槽が並んでいる
”わざにふれる”のエリアに続く。

ここにはテッポウウオとか
トゲトゲウニのガンガゼ。
チンアナゴにニシキアナゴ。
海藻や海綿を自分の身体に
くっつけて擬態する
モクズショイと言う小さなカニ
ボロボロ布みたいな、ビジュアルの
ボロカサゴとかが展示されている。

その先は”およぎにふれる”エリアで
さっきまでの白壁の明るい空間とは
打って変わって照明を落とした
薄暗い空間のエリアになっている。

その暗さとライトの光で
水の波紋や魚の影に寄る
演出があちこちにあるエリアだ。



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