第6章 9月の14日~16日の3連休
今…私は…生理中で、
この生理…の次の…排卵で
妊娠したとすれば…予定日は…
来年の6月になる…みたいで。
結婚式は3月と4月を予定してるから
かなりお腹が大きい状態になっちゃう。
できたら、早めに妊活をしたいけど
この間の…あの…
ロケーションフォトでも
結構…1日ドレスで過ごすって言うのは
ずっと着てない状態でも
体力使って…しんどかったのに。
妊娠した状態で…それは…、
私もしんどいだろうけど…
赤ちゃんもしんどいだろうなぁって。
自分の身支度を整えつつ
彼は朝ご飯食べずに…
アイスだけ持って行ってるので。
いや…持って行ってたのは
ハーゲンダッツのアソートボックスで
それだけじゃない普通のアイスも
昨日買ってたから。
もう…ある意味…朝ご飯としては
カロリー的には十分かも知れないけど…。
自分の朝食のついでに
彼にはおにぎりを握って用意して。
開会式が8時半からだから
それよりも早くに着く様にして
朝ご飯にして貰うかなって
思ってるんだけど。
Uvカットのパーカーを着て
UVカットの帽子を被って。
流石に…顔を隠す奴も
帽子に取り付けるのがあるんだけど
流石にそれしたら…
怪しい人みたいになるから。
日傘を持って行くか悩んだんだけど。
でも…後ろの人の邪魔になると
ダメだなぁって思ったから。
それは無しにして。
巴はテラスハウスの玄関の
花壇に植えたサフランに水やりをしてから
家を出てこども園に向かった。
いつもの駐車場とは違う
砂利の…駐車場に案内されて
そこに車を置いて、人の流れに
ついて行ってこども園の門をくぐった。
園庭には…もう…最前列には
綺麗にシートで場所取りがしてあって。
ビデオの指定の場所には、
三脚がずらっと並んでいる。
港斗君と孝明さんの姿を探して歩くと、
全体が見やすい位置を取ってあって
既に妹もそこに居て、一緒に
アイスを食べてたんだけど。
『あ、巴姉。もっとゆっくりで
良かったのに。アイス先食べてるよ?
裏のテントエリアにテントあるから
日差しから避難したかったら
そっちでゆっくりしてて良いよ~』