第5章 あの夜のこと

部屋には甘い雰囲気に包まれていた。

『んっ、、、、あっ、、ふっ、、』

「すんげぇ、可愛い、、、」


中也はの反応を愉しむように彼女の蕾を舌で執拗に舐め回し、時折もう片方の蕾を指で刺激を与えた。

ふと中也はの腹が目についた。
真新しい傷。
昨日、芥川の羅生門が彼女の身体を貫いたときのものだ。

痛むかと問えば、首を横に張る。

中也は傷跡を指で優しく撫で、接吻をした。

何度も、何度も、、、

『っん、、、ふ、、、んっ、、』

は中也から与えられる快感に身を捩る。


「そろそろこっちも触ってやんねぇとなぁ？」

『ッ、、、んぁ、、や、、あっ、、』

の太腿を撫で、彼女が唯一身に纏っているショーツの上から秘部を指で撫でる。

くちゅ。と厭らしい音が耳に響いた。

俺の口角は自然と上がった。

彼女が感じてくれているという証だからだ。

腰を上げてくれと彼女に頼めば、は小さく頷き腰を少し浮かせた。

そのままショーツに手をかけ、最後の一枚を剥ぎ取り、しっとりと濡れたソコに指を突っ込んだ。

『ッぁあん！、、、ｱ、ン』

思っていた以上に声が出たは慌てて自身の口に手を当てた。

然し、その手はいとも簡単に中也に掴み取られる。

「聞かせろ、、、」

『やっ、、、、んぁ、、、ぁあん！』

中也の指がのナカで暴れ始めた。

一本だった指は二本、三本と増え、に刺激を与えた。

『あっ、、、ン、、ア、、ﾝ、、も、、、だめ、、、』

の身体は小刻みに震えはじめた。

それは絶頂が近い合図。

中也は一度彼女のナカから指を抜き、顔を太ももの間に埋めた。

『っぁあん！、、ちゅ、や、、やンん！』

「嫌じゃねぇだろ？こんなに溢れさせやがって、、、」

の秘部へ舌を這わせ、溢れ出す愛液を舐め回す中也。

あの時と全く同じ味だった。

『んぁ、、や、、も、、らめ、、、、ぁあん！』

「イけ、、、、、、」

中也の舌と指の愛撫では呆気なく達した。