第19章 甘い物はほどほどに
『遅くなってごめんね。これ、、、、』
「サンキューな、おっ!美味そうじゃねぇか」
中也の家に着き、は中也に先ほど作った猪口齢糖を渡した。
中也はから猪口齢糖を受け取ると、一粒取り出しの口元へと運ぶ。
中也の行動には頭に?を浮かべると中也は悪い笑みを浮かべ乍ら口を開いた。
「手前が食べさせてくれよ、、、勿論口でな」
『ッ///自分で食べてよ、、、』
「手前が云ったんだろ?後で一つ云うこと訊いてやるって、、、」
『ッ!、、、判った』
そう、は先ほど中也の怒りを抑える為に咄嗟に家に帰ったら云うこと訊いてあげると約束したのだ。
自分から云い出したのだから、仕方がないと観念したは中也から差し出された猪口齢糖をパクッと口に含むと遠慮気味に中也に接吻をし、口内にいる猪口齢糖を中也の口へと移した。
----そろそろいいよね、、、?
中也から離れようとするだったが、それを中也は片手で押さえつけ舌をの口内へと忍び込ませた。
『んぅ!、、、ッん、、、ンん』
突然のことに吃驚したものの、中也からの甘い接吻には抵抗するのを止め、大人しく受け止めた。
部屋にはくちゅくちゅと厭らしい水音と猪口齢糖の甘い香りが充満していた。
そして話は冒頭に戻るのである。