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☆泡沫の夢☆<イケメン戦国 上杉謙信>

第1章 プロローグ


夜明け前。

海から流れてきた薄い霧が王都に漂い始める。

空中を水のように流れる霧は、眠っている動物や木々、建物、すべてを淡く覆った。

この国特有の塗料が使われた城壁や民家の壁は日を受けると真珠のように白く輝くことで知られている。


朝霧をベールにして輝く白の王都。


おとぎ話に出てくるような、幻想的な白の国。


だがそこはまだ、ヒッソリと眠りについている。


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