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貴方と甘い物語の始まりを【R18】〜丸井ブン太〜

第1章 出会いはテニスコート


丸井side

きゃぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあ

たくっ、朝からよくあんな大声出せるなぁ

こっちは眠くってイライラするっつうのに

「たくっ、これもそれも全部ジャッカルのせいだ…」

「何で俺だよ?!」

しかも昨日発売の新作お菓子も買えずじまい…
ちくしょう、どうしたら…

「ん?」

なんだ、視線感じるな…
あいつか??

「そういえば、今日はギャラリーが多いと思ったら入学式だから新入生もいるのか」

まぁ、どうせミーハーな奴らだろぃ
あの子も飽きないもの…だ?!
あれは新作のお菓子?!

「おい、そこのお前!」

それが、いちごにかけた最初の声

だけど、今思うと…

「ねぇわ、あれはねぇわ…。
しかもアイツめちゃくちゃ可愛かったし…」

「おやおや、丸井がそこまで言うなんてそんなに可愛かったのか??」

お菓子を食べてる俺に幸村が話しかける

「幸村…、まぁ笑顔がなんかな///
他の奴らとも違う感じがしたしよぉ」

だって、普通なら俺が近づいただけで歓声だろぃ??だけど、アイツ歓声どころか普通に話してくるから他のやつらとは違うし…それに…

「よければ、全部どうぞ」ニコ

ちくしょう、あの笑顔が頭から離れねぇ///

アイツは一体なんなんだよ…

幸村(丸井がこんな風になるとは…こればかり面白くなりそうだね)

「丸井、そろそろ着替えないと入学式始まるよ??」

「おぅ、そうだったな。急がねぇと」

入学式って事はアイツもまたいるかもな
早くまた話してみてぇなぁ

入学式

「新入生代表天宮いちご」

「はい!」

嘘だろぃ??
新入生代表?!アイツそんなに頭いいのか?!

「ブンちゃん、あの子朝ブンちゃんが口説いてたやつか??」

「はぁ、仁王お前何言ってるんだ??」

「ピヨ。だってあのブンちゃんが女の子に自分から名前教えてじゃないか??」

「あのなぁ、そんなんじゃねぇよ」
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