第1章 出会いはテニスコート
うぅ、早速目線が辛い…
あの後すぐに入学式が始まるから
すぐ退散できたけど…
コソコソ
ねぇ、あの人が…
朝噂になってた
絶対先輩達に目付けられたよね
うぅだよね〜泣
私もそう思うよ、でも私関係なくない?!
そう思っていたら
「では新入生代表天宮いちご」
全校生徒「?!」
「はい!」
はぁそれプラス新入生代表…
今日はかなり目立つ日だなぁ…
「暖かな日差しの中今日私達は…」
コソコソ
えっ、新入生代表って事はあの子頭いいの??
うゎ、めちゃくちゃ可愛い
俺狙おうかな〜
何か色々とやっぱり目立ってる?!
うぅ、菜乃花ちゃん見るとめちゃくちゃ笑い堪えてるし…。話しながら周りを見ていると目立つ髪色が見えた
あっあれは…丸井先輩だ。
丸井先輩も私が見てるのに気付いたのか
手を振ってくれてる…
嬉しいニコ
全校生徒「ドキッ////」
菜乃花(あぁ、これ皆やられたな)( -ω- `)フッ
そうしてスピーチを終えて教室に戻る
教室
ザワザワ
「ねぇ、あの丸井先輩と話したんでしょ?!
どうだった??✨️」
「えっと、どうだったって??」
「話してみてどうだったってこと!
やっぱりかっこいいでしょ、私幸村様推し✨️」
「はぁ…、丸井先輩は後輩思いの良い先輩だと思うよ」
「そうじゃなくって〜!」
「はーい、質問タイムはそこまで!
悪いけどこの子そういうのにはうといから辞めときな笑」
菜乃花ちゃん…、どういう事??
「ありがとう、菜乃花ちゃん。
まさかあんなに質問攻めされるとは笑」
「それは、あんた。学校の人気者と仲良くなって目立たないわけないじゃん笑しかも新入生代表笑」
「うぅ、そんなつもりはないのに〜泣」
「知ってるよ笑いちご昔からそうだもん笑」
「もぅ、何それ〜笑」
そんな話をしてると
ガラガラ
「天宮いちごってこのクラス?」
3年の先輩が突然きた