第2章 4人の女
キーンコーンカーンコーン
午前のつまらない授業を乗り越え昼休みが始まった
悠「飯だ〜」
ピンポンパンポン
「1年5組の代表委員の桂木君と内田さんは職員室に来てください」
男1「悠どんまい」
男2「俺らはおいしく飯食べてるからさ」
悠「くっそ〜お前ら〜」
「内田〜行こうぜ!」
男3「内田ならもう行ったよ?」
悠「まじか」
内田行くの早すぎだろ…
内田「桂木君遅かったね」
悠「ごめん…」
先生「お?来たか」
「実は頼みたいことがあってな……」
悠「はぁ〜いきなり第2図書室を掃除してくれなんて言われてもな〜」
内田「別に期限は言われてないからゆっくりやっていけばいいよ」
「なんならボク1人でやってもいいんだよ?」
悠「いやいやそんなことさせるわけないだろ」
「クラスの皆はやらなそうだし俺らだけで片付けるか…」
この人は内田…名前なんだっけ?
いつも三つ編みでメガネをかけて教室で本ばかり読んでいる
まだクラスになじめてないのか元からなのかは分からない
内田「午後の授業始まりそうだから教室に戻ろっか」
悠「そうだな」