• テキストサイズ

【ブルーロック】蜂蜜のファーストラブ

第6章 たのしいひるやすみ【蜂楽視点】





「夢ちゃーん!お昼一緒に食ーべよっ♪」




GWのデートから一週間が経った。


毎日昼休みに生徒会室に通う俺に、夢ちゃんは応えてくれてる。


今までは昼に来てくれるの週2、3回だったから、
毎日すっげー嬉しい!




そもそも昼寝席のためにこの部屋使わせてもらう
“けいやく”だったけど…

夢ちゃんと過ごす貴重な時間、昼寝なんかするわけない。




あの夜、俺は夢ちゃんに……

“もっとずっと一緒にいて”って伝えた。



ハグ、それからチューまでできてトントン拍子♪ 

まぁ、まだほっぺにだけど…。



いつも以上にめちゃめちゃ照れてて、耳まで真っ赤になって可愛すぎた夢ちゃんを、俺は忘れないよ。





「おかず交換しよ?はい、あーん。」


「っっ!自分で食べるからっっ!」


「ふたりっきりなんだから、照れないの♪」




一日のうちで最初に夢ちゃんに逢える昼休みが大好き。


夢ちゃんは両親が忙しいから、弁当も自分で作って持ってくる。




嬉しいのは、ここ何日か……


“蜂楽は男子でしょ?良かったらもっと食べて?”


って言って、俺のために余分におかずを持ってきてくれること!


すっげー美味いんだこれが!




そんなことナチュラルにされたら、夢ちゃんに対してこれ以上、自分が保てなくなる。




“ニセ彼氏”の俺のホントの気持ちは、まだヒミツ。




サッカー以外で、夢中になるのって初めてだ。


俺の中にまだ知らない、新しい風が吹いてる。




これが……


“人を好きになる”ってコトなんだよね?


/ 514ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp