第35章 リバティ ✢
長くて綺麗な三本の指に、ナカを抉られる。
弱点を熟知されてる私の腟内は、どう足掻いたとて蜂楽のテリトリーだ。
弄られ慣れてるポイントは、弄り慣れてるその指を抵抗なく受け入れる。
「あ、あっ、やぁ…♡」
「にゃっは…♪」
前の鏡を見れば…
耳と片胸、膣内を犯されながらお尻を差し出す私と、眼光鋭く笑う蜂楽。
下を見れば…
細身の骨張った大好きな手が、私を自分のモノみたいに弄り倒すリアルタイム。
「はぁっ、はぁ…廻ぅ、ああっ…♡」
どこを見ても、しんどいくらいの官能ビジュアル。
「しばらくえっちできなくなっちゃうのかな。」
「んぁ…あ、あ…」
「にしてもあの合宿、どのくらいの間やるんだろ?」
───嫌。
こんな最中に寂しくなっちゃうコト、言わないでよ───。
「ぅうっ、ふぅ、あん…」
「おょ、ナカきゅうきゅう♡」
「めぐ、る…。せつ、ない…。」
「俺がいない間、ひとりで性欲処理できる?」
「はぁっ…バカ。男じゃ、あっ、ないんだからぁ…」
ぐぐっとナカを広げるように、蜂楽の指は幅を持たせて動き始める。
「教えとこっか?夢のきもちいイカせ方♡」
鏡の中の蜂楽は、また眼を細めてニッと笑う。
泡でヌルヌルした硬い雄が、お尻に押し当てられた。