• テキストサイズ

【ブルーロック】蜂蜜のファーストラブ

第3章 ともだちデート





「なっ…!なん、でっ…!?」


「にゃはは!まーた顔真っ赤だよ、夢ちゃん?」


「だ、だって…オプション!?なんで…!?」




“今度クン付けしたら、オプション追加しまーす!”


前に蜂楽に言われた台詞を思い出す。

クン付けは、してないはず…!





「だってさぁ。夢ちゃん俺のコトまだ信用してないんだもん。だから、緊急お仕置き♡」





私の髪に指を通しながら言う蜂楽。


どうしてこんなに……


私を乱してくるの……?





「……信用、するからっ……」


「ん。いい子だねん♪」




胸がキュッとなって……


……熱い。





「信用するから……

今日も、私だけの彼氏でいてよっ……!」





───あれ。


何、言ってるんだろ……私。





「わぁお、大胆♡」



蜂楽は指を通した私の髪を、サラサラ流して遊ぶ。

耳や頬にも蜂楽の指先が当たって、その部分は火傷したみたいに熱い。




「ま。俺は最初からそのつもりだったけどね♪」




“今日は友達”って言ったのは蜂楽でしょ?


なんで……?





「カマかけちった♪
夢ちゃんにそう言わせたくて。」






───私は蜂楽に、とても弱い。






「蜂楽のバカ……!!」


「ふっふっふ!まだまだよのぉ♪またオプション追加されないように頑張んないとだね♡

んじゃ気を取り直してバッセン行こ!バッセン!」





そして、私は蜂楽に……





「女子慣れの話になる前から、間接キスしたくせに!後付け反則っ…!!」





とても甘い───。


/ 514ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp