第23章 がまん【蜂楽視点】 ✢
「どして?疲れちゃった?それか女の子の日きた?」
「そうじゃないの。ただ……気が乗らないだけ。」
「ふーん?まぁあるよね、そういうコト。」
───それってホント?
いつまでも本番しない俺がイヤになった?
さっきはあんなに楽しくおしゃべりしてたじゃん。
それとも、他に理由でもあるの?
俺達、こんなに愛し合ってるのに───?
「夢がえっちな気分になるように、俺…頑張ってみてもいい?」
「っ、廻、そうじゃなくて。あのねっ…」
「だいじょーぶだよ。ゆーっくり俺に、もたれかかって?」
夢ちゃんの横に座って、耳元で小さいイケボ。
キミをすぐにその気にさせる、鉄板の魔法♪
「あっ。はぁ…」
外側の肩を抱いて、ゆっくり俺のほうへ傾ける。
「そうそう。いい子だね。上手だよ…夢?」
そんで、ゆっくり耳に息を吹きかければ……
「っ、めぐ…ぅ、んっ」
夢ちゃんの表情は、すぐフニャっとしてくる。
「夢見て?俺のココ、もうこんなにギンギン♡」
夢ちゃんの可愛い手を使って、シュコシュコ俺のモノをシゴく。
柔らかくてスベスベな女の子の手が触れるだけでゾクゾクするのに…
まだ遠慮がちにやんわりと添えられる手が、逆に不慣れな快感…♡