第1章 ためしがき
「·····」
すいっ
「!?(ポセイドンさん!?)」
「動くな。······いいぞ」
(何されたんだろ、心做しか髪がスッキリしたような)
「·····(傷を知らない首だな)」
あー·····ヂゥ
びぐっ!
「なっ···!///ポセイドンさん!?」
思わず振り向いてしまうと真っ直ぐ私を見る目と目が合った
『········』
無言
なぜだかあの時を思い出した
私が海を眺めていたらいつの間にか隣にいた
『海は好きか』
と聞かれこう返事をした
『はい、凄く好きです。聖なる母って感じがして』
『ならもっと見せてやろう。』
手を差し出され思わず···
(まぁ··✿✿✿✿✿でもいいか)