第3章 羽織 沖田さん
「総司」
にこっ
「近藤さん。どうしたんですか?稽古付けてくれるんですか!?」
ぽん
なでなで
「お前は充分に強くなったな」
「当たり前だよ。僕が近藤さんを··」
✿✿✿
ふっ
「··守るんだから··」
目を覚ます。
隣には僕を抱きしめてくれる子がいる
(あの時よりも)
『はぁ···はぁ···みんな···置いていかないで··土方さん···斎藤さん···みんな··姉さん···っ、近藤さん』
··く··トクッ···トクッ···
(···幸せだな)
··カリッ
(うん。···近藤さん、僕は幸せだよ)
❦ℯꫛᎴ❧