第1章 ためしがき
何故だかその質問をするポセイドンさんの顔は
海が大切だと言うような顔をしていた
「····(部屋教えられてるから戻りたい)あの」
「·····」
「···(無反応か)」
会話のキャッチボールをしてよ!!
「✿」
「はい?(ペース遅いんだな)」
「余は今から出るが。神殿から出ないようにしろ」
「分かりました(出たらいけないのか)」
眺めるのはいいけど出てはいけないらしい
ポセイドンさんとなら問題ないらしい
「···お気をつけて」
「あぁ」
すとっ
(降ろされた··良かった良かった)
すたすた···
ギイイィ··パタン
「わっ··私は置き去りですか!?」