第10章 はじめてみた ブブさん
初めて見たのは人類とトール様の姿だった
かちん
(えっ。トール様がなんで人類と?)
あっ
高い所の本を取って渡したんだ
珍しい··神がそのような慈悲をするなんて
人類側も恐れなど··あれ?あの人類知ってるな
確か
『ブブにアダマスよ』
『何でしょうかハデスさん(話しかけてくれた)』
『なんだよ(兄弟にしか見せない笑顔してやがる)』
びがああああ
『愛い人がいるのは幸せな事だな』
ぽかーん
『···(なっ··)はぁ!?』
なにを言ってやがる!?··あっ、ペルセポネ様とか、なーんだ··変わらねぇ··
きらきら
『そうですね。わかります(ハデスさんの顔が幸せそう)』
『ブブにもいつか紹介をしよう、我がポセイドンが初めて連れてきた··✿✿✿』
「··生きた人類」