WIND BREAKER〜主人公の好物はたいやき〜
第10章 会いたかったよ
柊は胃が痛くなってきた
「梅宮‥もちろん行くんだよな?」
「あぁ‥だが‥ドラゴンか‥この地域じゃないよな?」
「あ!あの!ドラゴンなら隣町にありますよ!!」
楡井はそう言った
「凄いね楡井くん!よく知ってるね!」
「す‥蘇枋さん!そんな‥」
「隣町か‥なぁ‥十亀たちの所行ってもいいか?」
「なんでだよ!」
「力を借りたい」
「はぁ!?」
梅宮はそういうと歩き出した
「待てよ!はやく行かねーと!」
「ドラゴンは一筋縄じゃいかねぇんだ」
「そんなもん!俺が‥」
「桜はをどうして助けたい?」
「どうしてって‥それは‥‥」
「防風鈴の仲間だからか?それとも俺の大切な人だからか?」