WIND BREAKER〜主人公の好物はたいやき〜
第9章 元メンバー
「え?何か理由あるの?私はてっきり怪我してるのかと‥それか見せたくない傷でもあるのかなって‥」
「この左腕の知ってる奴って誰だよ‥」
「俺と柊と杉下‥だな」
「杉下くんも知ってたんだ!」
杉下は頷いた
「!包帯外せるか?」
は震える手で包帯を外した
「「「!?」」」
そこにはサソリの紋章のような物が刻まれていた
「う‥うぅ‥」
は目を瞑った
梅宮はを抱きしめた
「ごめんな‥」
「なんなんだよそれ‥」
「ねぇ‥それってもしかして‥焼印?」
ことはは驚きながらそういった
「あぁ‥そうだ‥焼印だ‥一生消えることのない‥」
「なんでそいつの腕にそんなもんあんだよ」