WIND BREAKER〜主人公の好物はたいやき〜
第1章 桜遥
「なんだあいつら」
「おい!そこのお前!一人でよく頑張ったな!あとは俺達に任せろ!」
「あ?何言ってんだ!俺一人で十分だ!!」
「何言ってんだほら!片付けるぞお前ら」
「おい!」
「お前足怪我してんだ!手当てしてもらえ」
「は?」
桜は自分の足を見た
足首から血が出ていた
ことははそれに気づいた
「ちょっとあんた!!こっち来て!手当てしてあげる!!」
「必要ねぇ」
「だめ!!」
桜は渋々ことはの所へ
「を助けてくれてありがとね」
ことはは消毒をして包帯を巻いた
「ってこいつのことか?」
「そう!あんた名前は?てかあんた風鈴に入るのね」
「桜‥遥‥風鈴ってなんでわかんだよ」
「制服見ればわかるわよ!入学式でもないのにきてるんだもん」