WIND BREAKER〜主人公の好物はたいやき〜
第15章 おかしくねぇよ
ことはは桜の姿を見つけ声をかけた
「桜!」
「なんだよ」
「オムライス食べてきな!」
桜は喫茶店に入った
「誰もいねぇのか?」
「うん」
ことははオムライスを持ってきた
「最近とどう?」
「どうって?」
「仲良くやってる?」
「まぁ‥たいやきあげたら喜んでた」
「そっか‥」
ことははせつなそうにそういった
「なんかあったのか?」
「何が?」
「いや‥なんとなく‥そういえばお前ハロウィンパーティ来ないんだってな?用事あるとかなんとか‥」
「うん‥行きたくないわけじゃないんだけどね!ちょっと用事あってさ」
「‥悩みでもあんのか?」
「え‥?」
「いや‥ないならいい‥なんかありそうな顔してたから‥」