WIND BREAKER〜主人公の好物はたいやき〜
第12章 帰る場所
「まぁだからといっての腕に一生消えない焼印をしたのは許さねぇけどな」
「焼印では俺のものになって‥ずっと一緒にいられると思ったのに‥なんで‥」
浦地の目からは涙が
「全然そうじゃなかった‥は俺なんかより‥梅宮‥お前の事の方が好きみたいだな‥」
「恐怖で人を支配しても意味ねぇんだよ」
「恐怖‥か‥そうだな‥が俺といるときはいつも怯えてた‥はぁ‥」
浦地はその場に寝転がった
「俺の負けだ‥防風鈴‥の事は諦めるよ‥梅宮!」
「なんだ?」
「俺達ドラゴンはもう防風鈴には手を出さないと約束する‥の前に現れないと約束する‥けどもしどこかで会っちゃったらその時はごめん‥」
「そんくらいいいって」