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【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】

第12章 Dawn33.狩鷹と死蜂





それは大爆発を起こし、辺り一面が吹き飛んでしまった。

地面に亀裂が入り、モクモクと煙が充満する。


香「サスケ!」


離れた場所にいる香燐はサスケの身体から刺さっていた刀をズボッと抜き去った。

目の前のサスケは弱々しく呼吸をしている。


香(やばい…!)


香燐はすぐに右手の裾をたくし上げた。

彼女の腕には、痛々しい数多の噛み跡が刻まれていた。


香「ほら!サスケ、さっさとウチに噛みつけ!ほら!早く!」


サスケは軋む身体を無理矢理ゆっくり起こし、香燐の右腕に噛み付いた。

香燐のチャクラを吸い、サスケの身体中の刺し傷はジュワリジュワリと癒えていく。


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