第12章 Dawn３３.狩鷹と死蜂

サスケは自分の足元に倒れている重吾を一瞥すると、ゆっくりキラービーへと視線をギロリと向ける。

瞬間、サスケの瞳が写輪眼となり、赤く染められた。


佐｢俺が行こう｣


サスケがキラービーの前に歩み出ると、キラービーも構えを取った。


蜂｢お前ら何者だ？馬鹿野郎この野郎♪｣

水｢ふっざけやがって！ホンットこいつ…！｣


水月は戦場にもかかわらずキラービーがまだラップでいる事にだんだんいら立ちを感じ始めている。

首切り包丁が彼の手にあれば、キラービーにもう一度飛びかかっているところだ。


蜂｢お前ら何様？なぜ俺様捕まえる？ah！？｣

佐｢お前に言う必要はない｣


冷静なサスケは水月とは違い、キラービーの言い方にいら立ってはいないが、ことごとくキラービーを一蹴する。


水｢こんな変に韻を踏んでしゃべるような奴なんかと…。とんだお使いだよ｣


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