第3章 Dawn０.Prologue

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この手紙をお前が見る頃には、俺はもうお前の隣にはいないだろう。


また五大国間で小さくではあるが、尾獣略奪戦争が勃発している。

"暁"が木ノ葉で起こした世界革命ー…"太陽の革命"から２年。

舌の根も乾かぬうちに、また争いが起きた。


今度こそ終わりにしたい。

あの時、世界のために命を懸けたペインのためにも。


俺には計画がある。

それを実行に移す時が来た。



最後に、今から書く内容はお前の中だけに留めておいてほしい。


俺はうちはマダラではない。





俺の名は

"うちはオビト"。


嘘をつき続け、偽りの姿で共にいたことを許してくれ。

もう一度会える時が来るならば、その時俺の歩んできた過去を話そう。



俺は遠くから、いつもお前を見守っている。

リン、お前は光の中で生きろ。

愛してる。



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