【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第13章 Dawn34.五影と未来
上を見上げると、オビトの隣でリンが銃を向けていた。
銃口からは白く細長い煙が立ち、彼女は怒りの表情と冷ややかな目で雷影を見下ろしていた。
紫色の澄んだ瞳がその場にいた者たちを凍りつかせる。
鈴「それ以上近づいてみろ。次は頭に風穴開けます」
帯「リン」
オビトが左手を挙げて制止すると、リンも素直に銃口を下に向けた。
雷「そんな脅しでこのワシが大人しくなるとでも思っとるのか!?ビーを…ビーをよくもォオ!!」
帯「八尾のことか。あいつにはかなり手こずったようだ。おかげで捕獲は失敗し、逃げられた。あれこそ人柱力として完璧な忍だ…。さすがお前の弟だけある」
雷「!!?」
雷影は面食らって顎が外れそうなくらい口をあんぐりさせている。
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