第12章 Dawn３３.狩鷹と死蜂

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ザッ



帯｢遅れてすまない｣

佐｢あぁ。俺達も今着いたところだ｣


大きな祠(ﾎｺﾗ)のような場所で合流したオビト達とサスケ達。



ドサッ



サスケはオビトの目の前にキラービーを投げつけるように差し出した。


佐｢約束通り、八尾は連れてきた｣

帯｢よくやったな。お前ならやれると信じていた｣

佐｢ふんっ｣


サスケはオビトの言葉を鼻で笑う。

リンが心配そうに”鷹”を見つめながら口を開いた。


鈴｢サスケくん、水月くんと香燐ちゃん…大丈夫？｣

佐｢心配ない。これからどこかの宿をとって休む｣


しかし、重吾に抱えられてピクリとも動かない水月と香燐はもちろん、サスケも重吾も傷だらけだった。

リンはそれが心配で、オビトの隣からサスケの目の前に来てサスケの腕の傷を手に取って見た。


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