第12章 Dawn３３.狩鷹と死蜂

重吾は腕を呪印で変化させ、水月も大刀首切り包丁を両手で持って振りかぶりながら突っ走る。

サスケも写輪眼を瞳に現し、左腕にバチバチと雷をまとわせていた。



ガッ
ザザザッ

ブン！



しかし、三人が束になってもキラービーはその攻撃を華麗によけていった。

そして、水月の背後からキラービーが右の拳が襲ってきた。


水｢！？｣


水月が後ろを振り返るも既に遅く、振り向き様にキラービーの重いパンチが水月の腹に突き刺さる。


八｢！？！？｣

水(かかったな！)


しかし、水月は身体をパンチと同時に水に変え、自らの腹にキラービーの腕を捕らえた。

キラービーはすぐに離れようとするも全く抜けない。


水｢サスケ！今だよ！僕ごとやれ！｣


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