第9章 セックス
「はぁ、はぁ、た、拓海、く、くん…」
まゆみの口から喘ぐ声が聞こえてきた。
「ほら、こうして欲しかったんだろ?」
僕は意地悪そうにそう言った。
まゆみはちょっと顔をゆがめてイヤイヤと言う素振りを見せた。
これは決してイヤなのではないと思った。
僕を求めているとその時感じたのだ。
思い切りパーカーを脱がしていった。
ブラのホックも外してゆく。
両乳房が露になった。
まゆみはとても恥ずかしそうに両乳房を両手で隠した。
僕は、立ち上がり部屋の電気を消した。
ベッドの横にある灯りを付けた。
部屋は少しだけ薄暗くなっていた。
まゆみはベッドへと横になっていた。
僕もすかさず、ベッドへと行きまゆみの身体の上に覆いかぶさった。
ジーンズのボタンを外しジッパーを下げてゆく。
まゆみのジーンズをちょっと乱暴に脱がせた。
パンティ1枚になってしまった。
そのパンティの谷の部分に僕は指を這わせた。
その部分はしっとりと湿っていたのだ。
彼女の身体が濡れているのにその時気づいたのだ。
僕のペニスはもう完全に勃起していた。