第12章 day9 the second 奪還 ホークス
死柄木side
狭い浴室の中
今からだってのに
くたりと俺にもたれかかったまま意識を飛ばした
「おい‥起きろ‥‥」
『んっ‥‥』
お湯の中でぐりぐりと奥深くまで昂りを挿入するけれど身体はぴくりと反応しただけで起きる気配がない
「あーあ‥‥もっと犯して泣かせてやろうと思ったのに‥残念」
そう言って荼毘が立ち上がると身体をシャワーで流して風呂場からさっさと出て行った
浴室に2人きり
安心しきった顔で眠るヒーリングガールの頬を指先でなぞる
お湯の中で触れる素肌
コミックスのヒロインみたいに無駄にでかい胸が柔らかく押し付けられていて
ナカに挿入したままの欲がまた質量を増す
「起きないなら起きるまで犯すからな」
一度のナカから欲を抜いて
身体を抱き抱えて立ち上がる
狭い浴槽の中では思ったように動けなくて
そのまま自分の部屋まで運んで行った
ぽたぽたと水が滴り落ちて
部屋までの廊下を濡らしていく
後で連中の誰かに文句を言われそうな気もするが
今はそんな事どうでも良くて
いまだ呑気にすやすやと眠るの身体をベッドに放り投げる
「これでようやく好きに動ける」
太腿を掴んで
グッと両脚を開かせると
一気に最奥まで昂りを捩じ込んだ
激しく律動を繰り返すと
ベッドが壊れそうなほどギシギシと音を立てる
体温の高い身体
内側から溶けそうでおかしくなりそうなくらい気持ちが良い
「あー‥やば‥」
意識を失ってるのに
ナカはぐちゅぐちゅと俺のモノに絡みついて
中毒になりそうなほどの快楽にさらに腰の動きを早めると
ようやくヒーリングガールが目を開く
『〜ッ‥?!』
「やっと起きたか‥」
『だめっ‥まって‥‥とむらくんっ‥もう‥身体‥もたないっ‥‥‥!』
「うるさい」
『〜っ!!』
ごちゃごちゃうるさい唇をキスで塞いで
舌を絡めとる
全てが熱くて気持ちが良くて
おかしくなりそうだ
もう一回気を失うまでひたすら犯し続けていると
気付けば深夜の2時を超えて
日付が変わっていた