第9章 パーティー
和樹はスミス夫妻とのスワッピング経験から複数でのセックスの快感を忘れる事が出来なくなっていた。
サチが他の男性とセックスしている姿を想像するだけで身体が感じて嫉妬し快感を得ている自分に気が付いていた。
そして、もっと激しいセックスと快感を得たいと思っていたのである。
和樹はネットの掲示板を見ていた。
そこには“パーティー開催”と書かれてあった。
そのパーティーとは“乱交パーティー”を意味していた。
乱交パーティーとは複数の男女が入り乱れて複数の人と代わる代わる性交を行う事だった。
乱交パーティーとは犯罪である。
警察に見つかれば罰金刑もしくは懲役刑に処せられる危険な行為だった。
そのことを知っていて和樹は探していたのである。
ひとつのパーティーを和樹は見つけた。
参加費は男性が15,000円。
女性は5,000円だった。
そのパーティーに参加してみたいと思っていた。
会費をカードで支払った和樹だった。
もちろんサチも一緒だった。
和樹は今夜サチに話してみようと思っていたのだ。