第8章 スワッピング
ジョンが聞いてくる。
「今夜、4人でスワッピングしないか?」
「え?今夜?」
和樹は驚いていた。
サチは乗り気だった。
「僕はやりたいけど、サチはどうしたい?」
「私はやってもいいわ」
和樹はジョンとサチのその言葉を聞いて驚いた様子だった。
始めはとても抵抗していた和樹だったがその後、その気持ちが変わるのをこの時は気が付かなかった。
「じゃ、寝室にいこうか」
ジョンがサチと和樹を誘ってきた。
メアリがサチをベッドへと案内してゆく。
「メアリ、私シャワーを浴びたいわ」
「ええ、構わないわよ。ローブを出しておくわ」
そう言われるとサチはバスルームへと消えていった。
和樹もシャワーを浴びたいと思っていた。
「俺もシャワー浴びたいんだけどいいかな?ジョン?」
「ああ、いいさ。浴びてこい」
そう和樹は言われるとサチの後を追うようにしてバスルームへと消えた。
和樹はバスルームに行くとサチに声を掛けた。
「サチ、一緒に入っていいか?」
「ええ、いいわよ」