第6章 バスルーム
和樹はこの日、ネットであるものを探していた。
それはローションだった。
Amazonで検索してみた和樹だった。
すると、かなりのローションが出てきた。
説明を読んでいく。
“グリセリンローション”がとても良いと書いてあった。
グリセリン系ローションは、女性の愛液にとても近いローションだと書かれてある。
全身で使うローションよりも挿入時に使うローションとして最適だという。
このグリセリン系ローションは吸湿性も高く肌にも優しいと書いてあった。
お湯で薄めて使うと良いらしいとも書いてある。
だが、かなり値段が高い。
サチの肌への心配りを考えるなら多少高くても仕方ないかもしれないと思った和樹だった。
和樹は大量にこのグリセリン系ローションを買うことにした。
また、バスルームに敷けるマットも購入した。
着々と、和樹の思うセックスプレイがここから始まったのだ。
サチは、このことをまだ知らなかった。
サチは、この日もパッチワーク作りにハマっていた。
先日買ってきた生地を型にハメて裁断していった。
小さなスター柄のパーツが少しずつ出来上がってゆく。
後は、そのパーツをミシンで縫い合わせれば大きなスター柄のパッチワークが出来上がる。