第2章 甘く暴かれる夜

ぴちゃ、ぴちゃ。クチュッ。
ゆっくりと、蜜口から溢れる蜜を零さぬように、エアデールは味わう様に舐め続ける。舌先から舌先全体で蜜を絡め取ろうと、いやらしい水音が耳に届きそれさえも私の興奮材料となった。エアデールは濃厚な蜜の味を求めて、指を1本私の腟内へとすんなりと埋めた。白い蜜がとろ～っと、筋を書きながら寝台に垂れた。

「あっ、！はぁ、はぁ···エアデール」

「痛くはないか？」

「大丈夫···」

「そうか···」

「あっ、あぁ···ンッ」

指を入れられ様子を伺うように出し入れされる。エアデールの指に蜜が絡み付くのが容易に想像出来て、何だか恥ずかしい。

「きゃっ、いやぁ···あっ」

クチュクチュと中をやんわり掻き混ぜながら、花芽をチュッと吸われて腰が浮いてしまう。その頃には、快感を知った私の体は骨抜きのような状態になり、足の力は抜けて勝手に足を開いていた。片手で花弁をパックリと割開き、片手は私の蜜壺に指を埋め、唇では花芽を吸い付かれ限界を感じた私は一気に大きな快感の波に飲み込まれた。