第10章 ある夜
すると、直樹は買ってきたカットサラダを大きなボウルに敷き詰める。
そこに、礎を取り除いたしめじとえのきを解してフライパンで軽く炒める。
その炒めたしめじ、えのきに和風ドレッシングを振り掛けてまんべんなくまぶしてゆく。
それを、カットサラダの上に乗せて追いドレッシングを掛ければ出来上がる。
とても、簡単でおまけにヘルシーで格安にできるツマミだった。
そのツマミを作り終わると私の後ろに立ちいきなり直樹が耳元でこう囁いた。
「ここで、やろうぜ?」
「え?何を?」
私は直樹が言っている意味が分からないでいた。
すると、直樹は私の乳房を弄って来る。
「そ、そゆこと?」
「そうだよ…」
直樹は笑ってそう言った。
「でも、ツマミが冷めちゃうわ…」
「そんなの気にするなよ…」
直樹はそう言うと私のワンピースのスカートを捲し上げた。
そして、思い切りショーツを下げてきた。
「あん、な、直樹ぃ…」
「いいじゃん、今日は休みなんだからさ…」
そう言うと彼は私の花弁に指を這わせてくる。
そこは、少ししっとりとしていたのだ。
直樹は私の身体を自分の方に向けさせた。
そして、ディープキスをしてきたのだ。