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愛欲と追憶の日々

第6章 直樹


私は、キスをしながら直樹のシャツを脱がせていった。
直樹も私のブラウスのボタンを外してゆく。

シャツを脱がせると、痩せてはいるのだが筋肉質の身体が顔を出してきた。
腹筋はかなり割れていて綺麗に見えた。

そのたくましい筋肉質の身体を見ると私の身体も激しく興奮するのを抑えることが出来なかった。
お互い服を脱がせ合いながら部屋に通じる廊下で激しくキスを繰り返していた。

直樹は私のスカートを捲り上げ、パンストを思い切り破ってゆく。
その感触にまた身体が反応して熱くなるのを感じていた。

「はぁ、はぁ、…な、直樹…」
「な、なんだよ…」

「わ、私の事、す、好き?」
「き、決まってるだろ…」

まだ、出会ってから数時間しか経っていないのに、この感情は何だろうかと私は思っていた。
私たちはベッドに行こうともしなかった。

狭い廊下のところで、私たちはお互いの身体を弄り合っていた。
私はパンストを破かれ、スカートを捲し上げられ、胸元は開けてみだらな姿になっていた。

直樹は私を部屋の壁に押し付けながらキスを繰り返した。
ついさっき、私の花弁に指を入れてきた時と同じように、また花弁に指を入れてきた。

「相変わらず、感度がいいんだな?」
「はぁ、はぁ、…」

私はそんなことを言われるとどう返事をして良いのか困ってしまう。
でも、身体は正直で、濡れてゆくのが分かっていた。

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