第5章 土曜日
この半分レイプまがいのセックスが私の身体を感じさせるのだ。
それに、抵抗できない自分がいた。
私は、タカシにされるがままだった。
身体を突かれる度に、意識が遠のくのを感じていた。
タカシは腰を激しく突き続け身体を少し震わせると私の身体の奥深くへと射精していった。
この時、私の膣は激しく痙攣をしていたのだ。
この状態で最高のエクスタシーを感じていた。
タカシは射精し終わると、満足したように身体から離れた。
私の花弁から大量の精液が流れてゆく。
私は半分放心状態だった。
「真帆だっけ?お前ってスゲーいい身体してるよな?」
そう言うと、タカシは笑うのだった。
私は、その言葉に返すことが出来なかった。
私は、枕元にあるティシュを取ると、花弁から流れ落ちてくる精液を拭いた。
タカシとの初めてのセックスは強引に押し倒されて犯されたようなものだった。
だが、私の身体はとても満足していたのだ。
私の中のレイプ願望をタカシは限りなく叶えてくれるような気がしていた。
私はピルを飲んでいたので、妊娠する確率は99.99%なかった。
それをいいことに、タカシは毎回生で中出しをしてくるのだった。
それに、抵抗できない私がいたし、それを望む自分もいたのだ。
私は、直樹がいながらも、タカシにのめり込んでゆくのを感じずにはいられなかった。
この気持ちをどうしたら良いのだろうか。
私は、深く悩むことになる。