第3章 3.初体験

影山は左手を潔子の右手と恋人繋ぎをして、右手中指と薬指に愛液を絡めながら割れ目をなぞる。

「ひゃっ…！」

初めて触られる秘部。
びくびくびくっ！と全身が反応する。

下から上になぞっていると、陰核に当たったようで潔子が一番大きい声を出した。

「あっっっ！！！」

「これがいいのか？」

中指で陰核を刺激する。

「それっ…すごいっ！気持ち良いっ！」


えーと、クリは優しくするんだよな

確か優しく中指を動かし続けて…


「あっ！はぁっ！…んっ！」


あー
感じてる潔子可愛すぎんだろ


陰核を刺激しながら乳首をペロッと舐める。


「あっ…あっ…飛雄くんっ！も…ぉ、おかしくなりそっ！」

「俺がいるんだからいいだろ」

いつもと違う妖艶な影山の視線に潔子は興奮と感度が最高点に達し、身体を大きく痙攣させながら絶頂に達した。

「はぁっ…はぁっ…イっちゃった…かも…」

可愛すぎんだろ…

ちゅ…と口付けて、まだ何も受け入れたことがない膣口に指をそっと当てる。

「指、挿れっから痛かったら教えろ」

「うん」

大好きな人の蜜壷にゆっくりと中指を挿入する。

潔子が痛がっていないか確認して薬指もゆっくりと入れていく。

「痛くないか？」

「うん…意外と大丈夫」

「指動かすぞ」


ちゅっと優しくキスをしてゆっくり指を動かす。

キスしながら指を出し入れしたり、中で指を曲げたりして慣らしていく。

舌を絡めてキスをすると、指をキュッと締め付けるのが伝わった。
ぬるぬるして温かくて、これからこの中に挿れるのだと思うと興奮が止まらない。


潔子は、あの無愛想な影山が精一杯自分を愛してくれているのを感じ、影山を受け入れる準備が整った。


とろん…とした目で潔子が影山を見つめる。

「飛雄くん…好き…」

「俺も好きだ」

ちゅ


「じゃあ…挿れっけど…潔子が痛かったらすぐ止めるから」

「うん…でも…飛雄くんとだったら、痛くてもいいよ…？」

「…っ！なるべく優しくする」

初体験はものすごく痛いと聞くのに、潔子は痛くても自分を受け入れようとしてくれる。
シンプルに嬉しくなった影山は、この人をずっと大事にしようと決意した。