第4章 Therapy3回目
重ねた手に少しチカラが込められたと思ったら、ハートは左のおっぱいの上にあった。
ヴッヴッヴッヴッ………
振動がカラダの芯まで伝わってくる。
「んっ、あっ……あっ……あっ…………」
Ranさんはゆっくりとおっぱいを捏ねる様に手を動かしている。
チカラが抜けて自然に開いてしまっていた脚の間からは再び生温かい粘液が噴き出してきていてジンワリとタイツに沁み込んでいた。
「とってもキモチ良さそうね?」
私は涙目で頷いた。
「右のおっぱいはご自分でやってみて?」
ハートを掴んだ手が右のおっぱいにそっと載せられるとRanさんの手が離れた。
私はグッとチカラを込めてハートを乳首に押し付けた。
「いっ………たっ…………!」
「痛くするのはあまりお勧めしないわ。優しく、優しく………ね?」
Ranさんの手つきを思い出しながらハートを動かしてみる。また頭の中がとろける様な感覚が戻ってきた。
「他にもご自分でキモチ良さそうだなあと思うトコロに自由に当ててみて?」
…………さっきzRanさんの手と一緒に通過した脇腹あたりにハートを滑らせてみる。
「ふあぁっ〜」
また間抜けな声出ちゃったけどRanさんは決して笑ったりしなかった。
「その調子、その調子よ。」
脚の付け根に戻して再び脚の間で振動を愉しんだ後、腿の内側や足の裏にも当ててみる。
我を忘れてしまってだらしなく、私は右脚をソファの上に立てて左脚は大きく開いていた。
どくどくと溢れてくる粘液はタイツからとっくに滲み出してしまってピンクのソファを汚していた………
シャワーを使わせてもらって心地良い気怠さを抱えて私はマンションを出た。
(うっ、次の予約してしまった…………
やみつきになっちゃうかも…………)