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【雑多】いつかどこかで【短編集】

第6章 【石神千空】人はそれを○○と呼ぶ【R18】






「……っ、あ……、あっ、……ッ、………………ッ」
「声聞かせろよ。………いや、てめぇの善がる声は俺だけが知っていればいい」

羽京に聞かせたくねえしな、そんな彼の言葉は彼女の耳には届いていない。
千空は腰使いを細かく早いものに変え、ガツン……っと最後大きく最奥を抉るように挿入し、ビクビクと腰を震わせながら吐精した。
全ての欲を吐き出した千空は、彼女の汗ばんだ首筋、胸と、無数の鬱血を刻んだ。
中から溢れる千空の熱を感じながら、彼女はどれだけ自分が愛され大事にされているかを知ったのだった。

後日、彼女は所謂"お仕置きセックス"を大層気に入ったようで、千空に滅茶苦茶に抱いてほしい時はモズと氷月のところに頻繁に赴くようになった。
しかし、自分たちが出に使われることに憤慨した氷月にこっぴどく説教され、ゲンや羽京からも諭され少しだけ改心したとかなんとか。

「おい。てめぇまたモズんとこ行ったらしいじゃねえか……」
「え、えへ……、千空くん、ごめんね……」
「なに嬉しそうな顔してんだ、抱き潰すぞ」

そんなやり取りが、今日も石神村で行われていた。


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