第6章 DEAD APPLE
「っう。、、、。」
『中也、、、。終わったよ。』
やっとあの悪夢が終わったのか、、、。
俺はに膝枕をしてもらっている状態から、起き上がりを抱き締める。
「ありがとな、。」
頷く。
辺りは日が昇り始めていた。
「ただいま、。」
『中也、おかえりなさい!』
「っ!!お前、今、、、。」
『??』
俺は驚いた。
何故なら、、、、
が満面の笑みだったからだ。
花のように可愛らしく。
あの時の笑顔そのものだった。
の顎を掴み、口付けをする。
『「んっ。」』
触れるだけの口付けを何度も繰り返す。
「、口開けろ。」
親指での唇をなぞると素直に口を開ける。
俺はそのまま舌を侵入させ、の舌を絡めとる。
『んぅ、ん、、、///』
俺にしがみつき顔を真っ赤にし、涙目でキスに応える。
あまりにも可愛かった。
暫くすると胸を叩いてくる。
仕方なく唇を離す。
『はぁ、はぁ。』
息を吸わせてやったし、もう一度口付けをしようと近づくと胸を押され抵抗される。
「そんなにキスが嫌かぁ?」
『ち、違う。外だから、、、、。』
可愛いやつめ、俺はあることを思いついた。
「外じゃなきゃいいのか?」
頷く。
「よしっ、行くか。肩貸してくれ。」
『何処に?行くの?』
俺に肩を貸し、立ち上がるの耳元で囁く。
「俺ん家だ、手前を抱き潰す。」
更に顔を真っ赤にする。
『拒否権は、、、?』
「幹部命令だ。」
『職権濫用。』
睨みつける。
俺はの腰を撫でる。
「幹部様の命令は、、?」
『、、、絶対。』