• テキストサイズ

氷が溶けるまで。【中原中也】

第6章 DEAD APPLE


「っう。、、、。」

『中也、、、。終わったよ。』

やっとあの悪夢が終わったのか、、、。

俺はに膝枕をしてもらっている状態から、起き上がりを抱き締める。

「ありがとな、。」

頷く。
辺りは日が昇り始めていた。

「ただいま、。」

『中也、おかえりなさい!』

「っ!!お前、今、、、。」

『??』

俺は驚いた。

何故なら、、、、
が満面の笑みだったからだ。

花のように可愛らしく。
あの時の笑顔そのものだった。


の顎を掴み、口付けをする。


『「んっ。」』


触れるだけの口付けを何度も繰り返す。



「、口開けろ。」

親指での唇をなぞると素直に口を開ける。
俺はそのまま舌を侵入させ、の舌を絡めとる。

『んぅ、ん、、、///』

俺にしがみつき顔を真っ赤にし、涙目でキスに応える。
あまりにも可愛かった。

暫くすると胸を叩いてくる。
仕方なく唇を離す。

『はぁ、はぁ。』

息を吸わせてやったし、もう一度口付けをしようと近づくと胸を押され抵抗される。

「そんなにキスが嫌かぁ?」

『ち、違う。外だから、、、、。』

可愛いやつめ、俺はあることを思いついた。

「外じゃなきゃいいのか?」

頷く。

「よしっ、行くか。肩貸してくれ。」

『何処に?行くの?』

俺に肩を貸し、立ち上がるの耳元で囁く。


「俺ん家だ、手前を抱き潰す。」

更に顔を真っ赤にする。

『拒否権は、、、?』

「幹部命令だ。」

『職権濫用。』

睨みつける。
俺はの腰を撫でる。



「幹部様の命令は、、?」




『、、、絶対。』







/ 259ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp