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氷が溶けるまで。【中原中也】

第6章 DEAD APPLE


"よしっ、今日こそ首領に報告するんだっ!"と意気込む。

首領からの呼び出しで執務室は向かう中也。


彼が意気込み、首領へ報告することそれは、、、。

『あれ?中也も呼び出し?』

「おお、手前もかぁ?」

と付き合っている報告だっ!

かれこれ付き合って2週間過ぎてしまったのだ。

今日こそは!っと意気込んでいた。


然し首領からの呼び出しの理由を聞き、先程の感情とは打って変わり怒りが込み上げた。


"澁澤が復活した。"


6年前のあの悪夢だ。

彼奴さえ居なければ、俺の仲間6人は死ななかった。


次こそ誰も死なせない。


"は必ず俺が守る。"


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森「澁澤が復活したようだ。」

首領の言葉に息を呑む。

あの恐ろしい地獄を生み出した元凶が復活したのだ、、、。

6年前、たくさんの人が死んだ。
その中には親しい同僚も多くいた。

中也が気になった。
彼の仲間も澁澤に殺されたからだ。

やはりだ、先程と違い真剣な顔つきの彼。

今度こそ澁澤を仕留めなければ、、、。

あんな悲劇二度と起こさせない為に。




そして中也にあんな顔を二度とさせたくないから。








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