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氷が溶けるまで。【中原中也】

第5章 愛しい君。


『んっ、、、、。』

カーテンの隙間からの光で目が覚める。

身動きが取りずらい、、、。

「っん、おはよ。」

身体がビクッと反応する。

そうだった、昨日中也と、、、。
そして今中也に後ろから抱き締められていることに気付く。
しかもお互い裸だ。

『お、おはよ、、、。』

「なぁ、こっち向けよ。」

恥ずかしくて後ろを向けない。

耳をカプっと噛まれる。

耳を押さえながら、中也を睨みつける。

「ふっ、やっと振り向きやがったな。」

『もう、意地悪しないでっ。』

「仕方ねぇだろ、可愛いんだから。」

そう云い抱き締められる。

中也に抱き締められると凄く安心する。

私も中也の背中に手を回し、抱きしめ返す。


甘い雰囲気が部屋を纏う。


名前を呼ばれて、顔を上げるとキスをされる。

何度も、何度も。

『んっ、ん、んぅ。』

「ん、好きだ。」

中也の手が私の身体のラインを厭らしく撫でる。

『ま、待って、、、。』

「云いだろ?身体は素直だぜ?」


中也の目は肉食獣のように光、私を捕まえる。


そして食べられた、、、。


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俺は朝から機嫌がすこぶる善い。

やっとの身も心も自身のモノにできたからだ。

抱いている時のはすげぇ可愛くて、色っぽく、とにかくエロかった。

思い出すだけで、自身のモノは反応する。

朝からもあんだけ愛し合ったのに、もうに逢いたい。


立原「中也さん最近ご機嫌ですね〜。」


「おお、立原。まぁな。」


立原「なんすか!やっぱり女っすか?」

「さぁな。」

そう、と付き合っていることはまだ内緒だ。

首領に報告をしてからと決めている、早く伝えたいのだがなかなか報告するタイミングがないのだ。


早く周りには俺のモノだと云いたい。


何故なら、、、、。



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